1. HOME
  2. 引き寄せ
  3. エイブラハムによる引き寄せの法則とは?その原理とやり方の詳細を解説
引き寄せ
エイブラハムによる引き寄せの法則とは?その原理とやり方の詳細を解説

エイブラハムによる引き寄せの法則とは?その原理とやり方の詳細を解説

引き寄せ

1985年、アメリカ人女性のエスター・ヒックスさんが「エイブラハム」という一種の神のような存在と結び付きました。

これにより、様々な著書や講演を通じて、エイブラハムによる数々の教えを知ることができるようになっています。

エイブラハムの教えにおいて、特に大きな軸となるのが「引き寄せの法則」です。

この記事では、引き寄せの法則についてエイブラハムの教えをまとめました。

簡単に行えるやり方についても触れながら、その原理を詳しく解説していきます。

エイブラハムの引き寄せの法則とは

エイブラハムは、エスター・ヒックスさんに憑依するような形で、その慈愛に満ちたメッセージを我々に伝えています。

「引き寄せの法則」もエイブラハムの言葉によって具体化され、我々が参考にできる状態にまで洗練されました。

引き寄せの法則は「人間の思考はすべて現実のものになる」という思想がベースです。

これには、良いこと・悪いことの区別はありません。

どのような方向性のことであったとしても、思考した方向へと引き寄せられるというのが引き寄せの法則です。

「幸せは自分の心が決める」という言葉がありますが、これも引き寄せの法則と共通性の高い言葉です。

すべてを決めるのは自分自身であり、自分自身の思考次第であるという考え方が引き寄せの法則の基本になります。

思考は良いことも悪いことも現実化する

思考は良いことも悪いことも現実化する

たとえば苦手な人と鉢合わせたときに「何か嫌なことを言われそうだな」と感じたとします。

すると、本当にその通りになって「嫌な予感が的中してしまった」と悔やんだ経験をお持ちの方は、おそらくとても多いのではないでしょうか。

そういった悲しい出来事も、引き寄せの法則によって引き起こされているのかもしれません。

不安や恐れといった感情は現実化されやすく、ネガティブな感情がネガティブな出来事を生み出すという負の連鎖にはまってしまうことはとても多いのです。

反対に「今日は良い日だな」という気分で街中に出たとしましょう。

そうすると、ほんの些細なことでも幸せに感じたり、ラッキーだと思うようになったりします。

これもポジティブがポジティブを生む引き寄せの法則です。

冷静になってから思い返してみると何でもないようなことだったとしても、そのときの自分が幸せな気分だったという事実は変わりません。

この感情が長く続けば続くほど、人間は人生から喜びや感謝の心、豊かさを見つけられることでしょう。

このように、良いことも悪いこともすべて含めて「引き寄せの法則」に含まれます。

それは「前向きな意識を持つことが幸せを生み出す」とも言い換えられ、考え方を変えるだけで、人はより多くの幸せを引き寄せられるようになるのです。

幸せを引き寄せるためのエイブラハムの教えとは

この引き寄せの法則に気付いたとき、あるいは引き寄せの教えを受けたとき、人は自分の思考を前向きなものにしようと努力します。

しかしそれが上手くいき続けることは少なく、疑心暗鬼に苛まれることが常です。

エイブラハムの教えを実践する上では、どんなことを意識すると良い結果に繋げやすくなるのでしょうか。

引き寄せを成功させるための気持ちの持ち方について、これから詳しくご紹介します。

常に良い気分で過ごすことを心がけることが第一

物事をネガティブに捉えがちだった人が、急にポジティブ思考に変化させることはそう簡単ではありません。

良い出来事を引き寄せるためにポジティブになることは重要ですが、その準備段階として「良い気分で過ごす時間を増やすこと」を心がけてみましょう。

楽しい気分で過ごしていると、少し悲しい出来事が起きたとしても、やり過ごすだけの余裕を持ちやすくなります。

「今はちょっと運が悪かっただけだ」と気持ちを切り替えて、受け流すことができるようになるかもしれません。

心を落ち着かせて、良い気分で過ごすための方法として、エイブラハムが行っているのが瞑想です。

「エイブラハムの瞑想」は、エイブラハムの言葉を優しい音楽に乗せて聴きながら過ごすことができる、引き寄せの有効な鍛え方になります。

エイブラハムの瞑想は、YouTubeなどで無料公開されています。

4つのテーマに分かれており、通しで聴くと約50分程度が必要になりますが、各テーマを10分強で聴くことができますので、就寝前のリラックスタイムの定番にしてみてはいかがでしょうか。

細かな成功体験から潜在意識を書き換える

細かな成功体験から潜在意識を書き換える

すべての考え方を根本から変化させることは困難です。

過去に受けたネガティブな結果がオーバーラップして不安に苛まれるというのも、人間なら誰しもが体験することでしょう。

そのマインドをリセットするためには、細かな成功体験を重ねることが大切です。

少し難しそうに感じる課題だとしても、「失敗しそう」「どうせできない」と思うのではなく、「自分にはできる」「まずやってみよう」という前向きな姿勢で取り組みます。

それが自信に繋がる成功体験となるのです。

ネガティブな気持ちを持ったまま挑んだことに成功できても、それでは「たまたまできただけ」という後ろ向きな気持ちから脱却できません。

しかし「できる」と信じたことが実際にできると、自分に自信を持つことができるはずです。

まずは身近にある細かな物事に対して、ポジティブで前向きな気持ちを傾けてみましょう。

そこで得られた成功体験を蓄積し、自信を積み重ねていくのです。

そうすることによって潜在意識が書き換わり、常に前向きなマインドを保つことができるようになります。

他人と向き合うときは感謝を忘れず、執着をしない

他人と向き合うときは感謝を忘れず、執着をしない

恋愛を発展させたい、家族や友人と良好な関係を築きたい、職場の人間関係を良くしたいというときは、まず他人への感謝の気持ちを忘れないことです。

「ありがとう」と言葉を発するように意識するだけでも、周囲からあなたに向けられる意識は変わります。

相手の幸せや成功を願うことは、やがて自分自身の幸せや成功として戻ってくると考えましょう。

妬むのではなく、他人の喜びを自分事として捉えて喜ぶことで、自分自身にも何らかの見返りが起きる可能性が高くなります。

他人を大切にすることはとても重要ですが、一方で人間関係では他人に執着しすぎないことが重要です。

執着心を持つと、その人を失うことや、その人に嫌われることを恐れるようになり、ネガティブな思考に支配されやすくなってしまいます。

声に出すこともトレーニングになる

心の中だけではポジティブな感情を抱きにくいという場合は、声に出すこともトレーニングの一環として取り入れてみましょう。

「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」など、前向きな言葉は意識的に声に出すのです。

そうすることによって、感謝する気持ちや、ポジティブな感情を持つことに次第に慣れていきます。

ポジティブな言葉を出すクセは、自分自身の幸せを引き寄せる上で、大いに役立つことになるのです。

まとめ

エイブラハムによる引き寄せの法則は、ネガティブな感情もポジティブな感情も平等に具体化されるという法則です。

成功体験を重ねながら潜在意識を書き換え、ポジティブ思考でいられる時間を増やすことが幸せに繋がります。

引き寄せる力を高めるためには、エイブラハムの瞑想を活用したり、感謝の気持ちを素直に伝えたりしましょう。

気持ちの面だけでマインドを変えることが難しいと感じたら、言葉に出したり、文字を使ったりしながら前進することがおすすめです。