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自分探しの旅とは?その目的やメリット、デメリットをご紹介

自分探しの旅とは?その目的やメリット、デメリットをご紹介

「自分探しの旅をする」という言葉をよく耳にします。

「海外旅行をする」「沖縄へ観光に出掛ける」といった一般的な「旅」と比べると抽象的な言葉ですが、自分探しの旅とは一体どのようなものなのでしょうか。

この記事では、自分探しの旅をする目的やメリット、そしてデメリットを解説します。

また、自分探しの旅の行き先としてどこを選ぶと良いのかについてもお伝えしますので、今まさに自分探しの旅を計画中の方も参考にご活用ください。

そもそも「自分探しの旅」とは何なのか

自分探しの旅をする目的は、人によって様々です。

「どんな景色を見ると感動するのか知りたい」という人もいれば、「本当の自分を表現できる場所を見つけたい」「自分を理解してくれる人と知り合いたい」と考える人もいます。

これまで過ごしてきた環境を一変させれば、自分でも知らなかった意外な一面を見つけることができるかもしれません。

人が生きる上で、自らが実を置く環境はとても大切です。

本当の自分に気付き、能力を開花させるために、自分探しの旅が役立つことはあります。

ただし、自分探しの旅をすることによって生じるいくつかのリスクに目を瞑るべきではありません。

自分探しの旅には一長一短がありますので、メリットとデメリットを押さえてから計画を立てましょう。

自分探しの旅をするメリット

自分探しの旅をすると、どのようなメリットを感じられるのでしょうか。

成長を見込めるポイントは主に心理面です。

自分自身を見つめ直し、今後の人生に生かす要素を見つけることによって、生まれ変わったかのような新しい生活をスタートさせられます。

気分転換できる

旅をすることで、日常生活から非日常の生活へと移行できます。

普段の仕事や勉強、人間関係から距離を取ることは、絶好の気分転換に繋がることでしょう。

リフレッシュして頭がスッキリすれば、新しいアイデアや活力が湧きやすい状態にもなります。

また、モヤモヤした感情や悩みを吹き飛ばすためにも、旅は非常に効果的です。

パワースポットを巡ることで晴れやかな気持ちになることもできますし、全く知らなかった世界に触れて、気付きを得るための良い機会にもなります。

自分自身の見つめ方を変えられる

自分自身の見つめ方を変えられる

ストレスに苛まれたりしていると、自分のことを主観的にしか見られなくなります。

日常生活ではどうしても自分軸でばかり物事が動いてしまいますが、旅に出ると普段とは違う世界があることを再確認し、気持ちにも余裕を持ちやすくなるのです。

その結果として、自分自身を客観的な視点から見つめ直すことができます。

自分が得意なことやできることは何なのか、反対にこれから何を伸ばせばもっと良い人生を歩みやすくなるのか、自分自身の見つめ方を変える良いキッカケになるはずです。

過ちに気付いてやり直しやすくなる

知らない街を訪れたり、大自然に身を委ねたりしていると、自ずと自分の存在を見つめ直せるようになります。

ときには価値観や人生観を一変させる出来事に遭遇することもありますから、過去の自分の過ちに気付くことができるかもしれません。

過ちを認めて反省するというのは、とても勇気が要ることです。

しかしそれができる人間こそが、本当の強さを持つ人間ではないでしょうか。

過ちを振り返り、反省し、教訓にすることで、成長した自分を見つけることができます。

思考力を取り戻すことができる

思考力を取り戻すことができる

人間は忙しさに追われる中で余裕を失い、今起きていることや、これから起こることを考える力を無くしてしまいます。

自分探しの旅をしている間は、目の前にあるタスクから離れることができますので、思考力を取り戻すことも可能です。

自分自身について、そして家族や友人について立ち止まって考える時間を作れば、将来設計もしやすくなります。

これからの自分が何を目指し、どのように生きるのか、自分探しの旅から指標を見つけることもできるのです。

自分探しの旅をするデメリット

自分探しの旅では、これまでにご紹介したような様々なメリットを得て、今後の人生に生かすことができます。

しかし、それと引き換えに発生するデメリットにも目を向けなければなりません。

どのような点に注意すべきなのか解説します。

時間やお金を用意することが難しい

時間やお金を用意することが難しい

自分探しの旅をするためには、ある程度の時間やお金を用意する必要があります。

例えばヨーロッパに向かうとなれば、移動だけでも往復で丸一日以上の時間を費やすことになりますし、一週間単位のまとまった休暇が必要になることは間違いありません。

職場や学校、家族の存在などの事情によって、金銭的な余裕はあったとしても旅に出られないという方も多いのです。

この問題を解決させるためには、思い切ってキャリアプランを変えたり、身の回りにいる人の理解を得たりする必要があります。

反対に、時間はあってもお金がなくて自分探しの旅ができないということもあるはずです。

特に若い世代にとっては、旅が必要な時期に出掛けられないというジレンマを抱えることにもなります。

お金を借りて先行投資するという手もありますが、無理はいけません。

ただの旅行に終始してしまうかもしれない

自分探しの旅という大きなテーマを抱えて出発しても、実際はただの旅行に終始してしまうかもしれません。

スッキリした気持ちになって帰って来られるならば良いのですが、本来の目的を思い出したときに無力感に苛まれる心配があります。

自分探しの旅から何かを得られるかどうかは、その時の縁やタイミング、過ごし方次第でも変わります。

気付きを得て、有意義な自分探しの旅をしやすくするための方法は、次の項目で詳しくご紹介します。

自分探しの旅を実りあるものにするための方法

自分探しの旅を成功させ、有意義なものにするための方法としては、まず「一人で行く」ことを重視することが大切です。

仲間と共に出掛ける旅も有意義ですが、楽しさや安心感に飲み込まれて、自分と向き合う時間を満足に作ることはできません。

行き先としては、これまでに足を運んだことのない地域を選ぶと良いでしょう。

新しい世界や文化に触れることが、人生観や価値観を変えることに繋がります。

自分自身が持つ好奇心を刺激することも、自分探しをする上でとても大切です。

もしも未知の世界に出ることが不安なら、思い入れのある地域や、これまでに何度も足を運んだ思い出の場所に向かいましょう。

こういった場所に旅をすると、原点に立ち返りやすくなり、自分を見つめ直す機会を持ちやすくなります。

いくつかの行き先で悩んだら、なるべくゆったりと過ごせるリゾートを優先しましょう。

沈んでいく夕日を眺めたり、波の音を聞いたりして、静かな時間を過ごすことがおすすめです。

時間の流れがゆっくりした場所で過ごせば、きっと新しい自分が見つかります。

まとめ

自分探しの旅をすることで、過去の自分を見つめ直し、新しい自分を発見することができます。

旅行によるリフレッシュを兼ねることもできますので、気分を一新させたり、過ちを見直したりすることも可能です。

時間やお金の都合が付く状態であれば、自分探しの旅をするには最適なタイミングであると考えましょう。

時間の流れがゆっくり過ぎる場所や、はじめて訪れる場所で過ごすことによって、様々な考えを整理しながら人生のリスタートを切ることができます。