1. HOME
  2. 自己投資・自己啓発
  3. なぜ20代での自己投資が推奨されるのか?その理由とおすすめの自己投資6選を紹介
自己投資・自己啓発
なぜ20代での自己投資が推奨されるのか?その理由とおすすめの自己投資6選を紹介

なぜ20代での自己投資が推奨されるのか?その理由とおすすめの自己投資6選を紹介

将来を見据えて20代のうちから自己投資を行っていきたいけれど、具体的にどの様なスキルを身につければ良いか分からないとお悩みではありませんか?

この記事では、そもそもなぜ20代で自己投資を行うべきなのか、その理由を解説した上で、20代におすすめの自己投資6選を紹介します。

20代で自己投資を行うべき理由

「20代は最も自己投資に力を入れるべき期間」という意見を耳にすることは多いかと思いますが、なぜこの様に言われるのでしょうか。

それはその後の人生でお金を稼ぐ力やスキルを身につけるためには、20代が最も良い時期だからです。

20代は体力が有り余っており、また未婚率も高いため、自分のために使える時間も豊富にある人が多いでしょう。

そして20代の間に自己投資によって一生モノのスキルや資格を身につけることができれば、30代以降のキャリアに大きな差がつくことは言うまでもありません。

20代は給料も低く経済的に不安定な時期なので、自己投資よりも貯蓄を優先すべきではないかと考える方もいるかもしれませんね。

しかし、株式会社ビズリーチが30代以降で平均年収974万円の高収入サラリーマンを対象に行った「20代で自己投資と貯蓄どちらにお金を回すべきか」というアンケートでは、なんと85%と大多数が自己投資をすべきだと回答しました。

実際に30代以降で稼いでいる人の多くが自己投資をすべきだと言っていることからも、将来的なキャリアを見据えるのであれば、貯蓄よりも自己投資の方が優先度が高いと考えられるのではないでしょうか。

20代におすすめの自己投資

それでは、ここからは20代の間に行うべきおすすめの自己投資を具体的に紹介していきます。

自分の職種や状況、目指すヴィジョンによっても何に投資を行うべきかは異なってくるため、自分に合うものを探してみてください。

ビジネススキル

真っ先に挙げられるのが、どこに行っても通用する一流のビジネススキルを身につけるための投資です。

ロジカルな思考力や問題解決力、コミュニケーション能力といったビジネスの土台となる能力はもちろん、業種や職種ごとに身につけるべき専門的なスキルもあるでしょう。

これらは業務を通じてもある程度身につけることはできるでしょうが、OJTがそこまで充実している企業というのはそれほど多くなく、またその企業で任される業務範囲内のスキルしか身につかないというケースも多くなっています。

転職、読書、有料セミナー、ビジネススクール、人脈を通じた情報交換など、その手段は様々なものが考えられますが、自ら能動的に自己投資を行う人とそうでない人とでは、あっという間に驚くほどビジネススキルに差が生まれるでしょう。

生涯稼ぎ続けられるだけのビジネススキルを20代のうちに身につけることは、最高の自己投資のひとつといえます。

ビジネス英会話

ビジネス英会話

英語能力は元々ビジネスの場で非常に役立つスキルでしたが、日本の少子化が進み、市場が縮小傾向にある現在においては、グローバルなコミュニケーション能力の重要性は非常に高まっています。

ビジネス英語ができることで職種選択や担当できる業務の幅も圧倒的に広がり、ビジネスの場で有利になるでしょう。

実際にTOEICのスコアと年収の間には相関関係があることが転職サイトdodaの調査により分かっており、TOEICがスコアなしのグループの平均年収が423万円なのに対し、900点台のグループは573万円と、30%以上も年収が高くなっているのです。

インターネット環境が発達した現在では、わざわざ英会話教室などに通わずとも、オンラインで手軽に英語のビジネス英会話の勉強をすることができます。

間違いなく一生もののスキルになるので、20代のうちに身に着けておいて損は無いでしょう。

プログラミング

IT関連スキルを持った人材の需要は年々増しており、ITエンジニアとしてプログラミングができれば、それだけでも食いっぱぐれのリスクは圧倒的に少なくなるでしょう。

しかし、現場で即戦力として使えるレベルのプログラミングスキルというのは、そう簡単に身につくものではありません。

実際には高い月謝を払って数ヶ月~1年以上しっかりと勉強し、ようやく基本レベルの実践スキルが身につくというのが実情ですので、本業としてエンジニアへの転向を目指すのでなければ、コスパの悪い投資になる可能性も否めません。

ただし、WEBディレクターやWEBマーケターの様に、基礎レベルであってもプログラミングを理解していることで業務の全体図を理解できるようになり、本業のスキルアップに繋がるといったケースもあります。

会計に関する知識

経理や総務でも無いのになぜ会計の知識が必要なのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自社や競合他社のお金の流れを理解することができれば、より経営に近い目線でビジネスの判断を下せるようになります。

もちろん専門職でなければ必要のないスキルも多くありますが、以下の様な知識は最低限身につけておくことで、よりキャリアアップしやすくなるでしょう。

・BL/PLの読み方

・会計に関する基本的な専門用語

・管理会計に関する基礎知識

・キャッシュフロー計算書の読み方

資格取得

資格取得

自分の仕事に役立つ資格を取得するというのも、20代の間の自己投資としてはおすすめの選択肢のひとつです。

本業のプラスアルファとなる資格を取得することで、同業者と差別化したバリューを発揮することができます。

例えば、総務のポジションで社労士の資格を取得できれば、担当できる業務の幅が広がるため、他の社員に比べて重宝される可能性は上がるでしょう。

また、不動産関連の業種の場合、多くの人材が宅建は保有しているものの、不動産鑑定士資格を取得できれば、社内外問わず需要は大きく向上します。

ただし、資格取得にあたっては注意点も存在します。

取得する資格によっては全くキャリアの役に立たないものもあり、取得のために費やした費用と労力、時間だけがまるごと無駄になってしまうこともあるため、自分の業種や職種も考慮した上で、キャリアアップに繋がる資格を取得するようにしてください。

副業スキル

副業スキル

副業の自由化が進む中で、本業とは別に副業で収入の柱を立てる人も増えています。

インターネットの普及によって個人で稼ぐ手段も増えており、中には副業で本業以上の収入を得ている人も。

20代のうちから個人で稼ぐことに慣れ、副業のスキルを磨いておくというのも、自己投資としては有益な選択肢となりました。

また、本業とシナジーのある副業を選べば、本業で得たスキルや知識で効率よく稼げる上に、副業を通じて本業で役立つスキルも磨けるため、本業のキャリアアップを果たしながらさらに効率よく副業で稼ぐという良い循環を生み出している人も増えています。

まとめ

20代におすすめの自己投資について解説しました。

20代というのは時間と体力に余裕があり、また周囲と差をつけやすいため、30代以降稼ぐ力を身につけるための自己投資期間として最適といえます。

この記事で紹介したおすすめの自己投資を参考に、ぜひ自らのスキルを磨いてみてはいかがでしょうか。