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引き寄せの法則には好転反応がある!具体的な例と乗り越え方を解説

意識を変えることで望む未来を引き寄せる「引き寄せの法則」ですが、その成功の過程に、「好転反応」というものがあるのをご存知でしょうか。

簡単に言うと、良い状態に変わる間のリバウンド期間の様なもので、身体や気持ち、あるいは身の回りの出来事に何かしらの良くないことが起こるというものです。

この記事では、引き寄せの好転反応の具体例とその乗り越え方について、詳しく解説していきます。

引き寄せの法則とは

引き寄せの法則とは良いものは良いもの同士、悪いものは悪いもの同士共鳴して引き寄せ合うという考えのもと、自身の潜在意識を実現したい結果や未来に向けることで、願望を実現させるという成功法則のことです。

引き寄せに善悪の概念はないため、潜在意識を望む結果を引き寄せられる状態に持っていくことで、恋愛、お金、仕事、人間関係、健康など、様々な事柄に関する願望を叶えることに応用することができます。

引き寄せの法則が成功する際には好転反応がある

引き寄せの法則を実践する上で知っておくべきこととして、引き寄せの法則によって願望が実現する前に、好転反応が訪れるということです。

好転反応とは、東洋医学の考え方で、治療によって身体が回復に向かう過程で、一時的に不調が起こるという現象を指します。

マッサージの施術を受けた際に、一時的に施術前よりも身体の痛みやダルさが増すものの、それを乗り越えれば一気に体調が楽になるという経験をしたことは無いでしょうか。

このダルさや痛みが増す現象が好転反応であり、引き寄せの法則においても同様に、願望が叶う前に何かしらの悪いことが好転反応として起こるのです。

ではなぜ引き寄せによって好転反応が起こるのかというと、これは人間の本能に基づいていると考えられます。

人間には変化を嫌う性質が本能として備わっています。

しかし引き寄せの法則というのは望む未来や結果を得るために行うものですので、必然的に変化は避けて通れません。

その変化に対する本能的な反応として、好転反応が現れるのです。

また、好転反応には、潜在意識が引き寄せによって得るものの価値を知らせてくれているという考え方もあります。

何かを引き寄せるということは、それまでに無かったものを得るということです。

例えば素敵な恋人との出会いとを引き寄せる場合、好転反応として何かしら人間関係のトラブルや喪失体験などが起こり、その後に得られる出会いという幸せな結果の大きさを教えてくれていると考えられています。

いずれにせよ、一時的に大変な思いはするものの、好転反応はその後に得られる良い結果に繋がる過程であるため、恐れる必要はありません。

引き寄せによって好転反応の例

それでは、引き寄せによって実際にどの様なことが好転反応として起こるのでしょうか。

好転反応の現れ方は、大きく「身体」「感情」「出来事」という3つのパターンがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

身体に現れる好転反応

1つ目のパターンは、身体的な変化として現れる好転反応です。

具体的には、次の様な症状が現れます。

・全身の倦怠感

・強い眠気

・悪夢

・背中や腰、肩など身体の痛み

・発熱

・歯の痛み

・知覚過敏

・発疹

・声のかすれ

これらで全てというわけではなく、不調の現れ方は人によって様々です。

また、好転反応の内容は実現したい願望と連動する場合もあります。

感情に現れる好転反応

2つ目に感情、つまり気持ちに現れる引き寄せの法則の好転反応を紹介します。

感情に現れる好転反応は身体的なもの以上に多岐にわたり、とても書ききれませんが、一例として以下の様なものがあります。

・不安

・怒り

・恐れ

・気持ちの沈み

・無気力

・もやもや感

・活力の欠如

・自己否定感

・悲しみ

・失敗体験のフラッシュバック

・人生に対する絶望

個人差もあるかと思いますが、身体的な好転反応よりも、感情的な好転反応の方が辛いと感じる人が多い傾向があります。

中には感情の浮き沈みによって何もできなくなってしまったり、突然涙が止まらなくなってしまったりするケースもあります。

出来事として現れる好転反応

3つ目は、出来事として現れる好転反応です。

これは自分自身に対して影響があるわけではなく、自分の身の回りで良くないことが起こり、自分に降り掛かってくるというもので、一例として次のようなものがあります。

・事故や事件に巻き込まれる

・親しい人と別れることになる

・うまく運んでいたものごとが滞ったり障害が出たりする

・周りの人から願っていることを否定される

・自分や自分の周囲でよくないことが起こる

中でも周囲から自分が取り組んでいることや願っていることを否定されることが多く、これをドリームキラーと呼びます。

引き寄せの法則の成功のためには、好転反応を乗り越えなければならないため、周りからの反対という形でそれを直接的に阻止してくるドリームキラーは非常に厄介といえますね。

好転反応はどのくらい続く?

引き寄せの好転反応がどのくらいの期間続くのかというのは気になるポイントではないでしょうか。

しかし、好転反応には正確に何日間といった期間はありません。

なぜなら、好転反応によってあなたがネガティブな気持ちになったり、引き寄せを諦めそうになったりしてしまうと、嫌なことが起こる期間もそれだけ長引き、最悪ずっとそのままになってしまうこともあるためです。

反対に、好転反応に負けることなく、願いを現実にできるポジティブな思考でさえいれば、数日であっさり終わってしまうことも珍しくありません。

引き寄せの好転反応を乗り越える方法

さて、引き寄せの好転反応には様々なものがあり、中にはかなりキツいものもあるということが分かりました。

好転反応によって引き寄せを挫折してしまうのではないかと不安に思った方も多いかと思います。

そこでここからは、好転反応を乗り換えるため方法を紹介します。

好転反応を受け入れやり過ごすのがベスト

結論から言うと、好転反応を抑えたり、辛い思いをせずに乗り越えたりする方法というのは存在せず、とにかく好転反応を受け入れてやり過ごす以外に方法はありません。

しかしそれでは挫けてしまいそう・・・という方に意識していただきたいのが、好転反応は望む未来や結果を引き寄せ、願望を実現するために避けては通れないものであり、逆に言えば、好転反応が起きているということはこれさえ乗り越えてしまえば後には良い未来が待っているということです。

引き寄せが成功するための正しい過程であるということを理解して前向きな気持ちで好転反応の期間を過ごせば、きっと気づいたら終わっていたといったものなので、ネガティブに考えないようにしてみてください。

好転反応に負けてしまうと…

好転反応の注意点として、好転反応の辛さに負けてしまい、変化を諦めたことで好転反応が収まったのを引き寄せの成功と誤解してしまうということです。

実際には引き寄せに取り組む前の状態に戻っただけなので、すぐにまた引き寄せの法則にチャレンジしますが、結局同じ様に好転反応によってネガティブな気持ちになってしまい、いつまでも変われず終いという負のスパイラルに突入してしまうのです。

好転反応の期間ほど、「ここさえ乗り切れば良い状態を引き寄せられる!」と前向きな気持ちでいることを心がけてください。

まとめ

引き寄せの法則によって起こる好転反応とその乗り越え方について解説しました。

好転反応は時にはとても辛いものになる場合もありますが、引き寄せの法則によって変化し、良い未来を引き寄せるためには避けられない過程です。

願いが実現する前兆とも言えるため、重く受け止めず、好転反応が来る前と同じポジティブな気持ちで過ごすようにしてください。