夫婦関係を良くするには?うまくいかない理由と改善策を紹介
最近パートナーとの関係が上手く行っていない。
夫婦関係を長く続ける中で、衝突することが増えてきた。
この様なお悩みをお持ちではありませんか?
夫婦は長く一緒にいるからこそ、トラブルもつきものです。
しかし問題を放っておくと、ときには修復できないほどに夫婦関係が悪化してしまうことも。
そこでこの記事では、夫婦関係が悪くなってしまう原因と、その改善方法を紹介します。
夫婦関係が上手くいかない・悪くなる原因
付き合っていた頃や新婚の頃はとても親密で仲が良かったのに、いざ結婚をして日々を過ごしていく中で段々と夫婦関係が悪くなってしまうというケースは珍しくありません。
それでは、夫婦関係はなぜ上手くいかないのでしょうか。
原因は様々なものが考えられますが、代表的なケースを5つ紹介します。
家事や育児に向き合うスタンスの違い
家事や育児をめぐる夫婦間でのすれ違いは、夫婦仲を悪化させてしまう原因として多いものです。
結婚をして生活をともにするようになれば、料理や掃除、選択といった家事は夫婦で協力して行う必要があります。
しかし、例えば旦那が仕事で忙しいのでほとんど家事をしないなど、一方に負担が多くのしかかると当然不満が募っていき、夫婦仲の悪化につながってしまうのです。
結婚前に同棲をしていなかったカップルに多く見られる傾向がありますね。
また、育児についても同様です。
かつては子育ては母親が行うものという考え方一般的でしたが、実際には育児の負担というのは非常に重いもので、多くの女性は旦那にも育児に協力して欲しいと考えているでしょう。
しかし夫が育児に協力的でない場合、やはり家事と同様に相手に対する信頼を損なうことにつながります。
また、育児に関しては単純な負担の問題だけでなく、家族に対する愛情が薄いのではないかという不信感にもつながりかねません。
金銭的な余裕がない
「貧すれば鈍する」という言葉があるように、不満の無い生活を送るためにはある程度の収入が必要です。
子育てや学費には大きな費用がかかるため、結婚前に比べて買いたいものが買えない、旅行に行けないなど、
金銭面では我慢を強いられるようになることは一般的ですが、やはりその程度によっては結婚生活そのものに対して不満を感じることにつながってしまうのです。
何をするにもお金が無いということがネックになり、細かい節約を重ねて切り詰めてもいつもぎりぎりといった生活は精神的な余裕も奪ってしまうため、結果的に夫婦仲が悪くなりやすいといえます。
長く連れ添うことで思いやりが無くなる
本来、好きな人がずっと一緒にいてくれるという結婚というものは、人生においても非常に喜ばしいものでしょう。
しかし、人は良くも悪くも慣れてしまう生き物です。
かつてはパートナーと支え合う生活に幸せを感じていたはずが、結婚生活が長くなることでそれが当たり前になってしまい、いつしか夫・妻に対する感謝や思いやりが薄れていってしまうというケースは非常に多くなっています。
結果としてお互いの関係が希薄になり、「子供がいるから一緒にいるだけ」「相手に対する愛情はもう無いが世間体もあるので結婚生活を続けている」といった状態になってしまう夫婦は少なくありません。
浮気
やはり夫婦関係を決定的に悪化させてしまう原因として多いのが、一方の浮気です。
結婚と恋愛は全くの別物と言われるように、結婚には結婚の良さがあるものの、やはり恋愛の様な新鮮なドキドキ感や、気持ちが舞い上がるような感情というものは中々体験できなくなります。
しかし結婚後もその様な刺激を味わいという出来心から浮気に手を染めてしまい、相手にバレることで信頼を失ってしまうというケースです。
特に近年では、マッチングアプリやSNSの普及によって誰でも簡単に浮気相手を探せるようになり、またその様な浮気は友人などを通じて発覚もしやすいため、浮気によって夫婦関係が悪くなってしまったという話を耳にすることも増えましたね。
セックスレス
セックスレスも夫婦関係が上手くいかない原因になりやすい要素のひとつです。
日本の夫婦はセックスを行う頻度が少ないと言われており、結婚してからある程度の期間が経つと、相手を異性として見れなくなり、全くセックスをしない、いわゆるセックスレス状態に陥ってしまう夫婦も少なくありません。
しかし、お互い性欲がなくセックスをしないのであればまだ良いのですが、夫婦の一方が相手を求めているのにもう一方がそれを拒絶するといったケースでは、特に夫婦仲が悪くなりやすい傾向にあります。
特に女性は産後ホルモンバランスの変化などで性欲や夫への愛情が薄れやすいといわれており、出産を機にセックスレスに陥ることが多くあります。
産後クライシスとも呼ばれるものですね。
夫婦関係を改善する方法
さて、夫婦関係が悪くなりやすい原因に続き、ここからはその具体的な解決方法を見ていきましょう。
夫婦関係を改善する方法を、4つ紹介します。
考えていることをしっかりと言葉で伝える
夫婦というのは最も長い時間を一緒に過ごすことになる相手です。
しかし、どれだけ距離が近く、ともにする時間が長い相手であっても、やはり他人は他人。
思っていることのすべてを言葉なしに汲み取るということはできません。
そのため、自分はこう思った、相手にこうして欲しいなど、考えていることをしっかりと言葉にして伝えるようにしてください。
特に相手に対する愛情を表現する言葉は積極的に伝えることをおすすめします。
長く一緒にいるからこそ、それが当たり前になってしまうため、言葉にして伝えることが重要になります。
他責思考を捨てる
夫婦というのは1対1の人間関係であるため、何かトラブルや揉め事があった際に、「相手が悪い」と決めつけることで済ませてしまうと、そこで全てが完結してしまい、それ以上の改善が難しくなってしまいます。
そのため、一方的に相手を責める他責思考は捨て、自分にも悪いところはなかったか、もっと良い解決に至るためにはどうすればよいかといった形で、「2人が当事者」という意識を持つようにしてください。
実際に相手が悪いというケースもあるかもしれませんが、一度上記の様なスタンスで物事を捉えるようにすれば、自分の非が見えてくることもあるはずです。
そして2人で協力して解決に向かうことができれば、良好な夫婦関係を続けられるでしょう。
男と女であることを意識する
相手を異性として見れなくなったり、セックスレスに陥ったりしてしまう原因として大きいものが、結婚して長く一緒にいると、
お互い男と女であることを忘れ、自分磨きを怠ったり、普通であれば異性に見せないだらしない姿を恥ずかしげもなくさらしたりといったことをしてしまいがちです。
しかし、夫婦といってもやはり男女の関係なのです。
相手が魅力的であることは、良好な関係を保つ上で非常に重要な要素となります。
お互い男磨き・女磨きをしっかりと行う夫婦であれば、セックスレスなどの問題も発生しづらくなるでしょう。
無理に頑張らない
最後に、夫婦関係を改善するためには、頑張りすぎずに肩の力を抜くことも重要です。
夫婦といってもお互い別々の人間が長く一緒にいれば、どうしても上手くいかないことというのは出てくるものです。
その様な時に無理に解決しようとしても、気持ちがすり減って消耗してしまい、かえって夫婦関係を悪化させることに繋がりかねません。
ここまで紹介した改善方法も長期戦と思ってできる範囲で取り組むようにしてみてください。
まとめ
夫婦関係が悪化してしまう原因と、その改善方法について紹介しました。
夫・妻は世界に1人しかいない、あなただけの大切なパートナーです。
できることであれば、いつまでも仲良く良好な関係を維持していきたいですよね。
そのためにもぜひ、この記事を参考にしてみてください。