学生時代と違い、誰かがみんなで過ごす場を用意してくれない社会人は、新しい出会いがどうしてもすくなくなりがちです。
いつも仕事ばかりで遊ぶ友達がいないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、社会人の方向けに新しく友達を作る方法を紹介します。
まずはそれに先立ち、友達がいない社会人の方の特徴を見ていきましょう。
社会人になると仕事が生活の中心になり、どうしても仕事関係以外の出会いが減るため、友達というのは出来づらくなります。
しかしそれでも、学生時代からの交友関係を維持しつつ、新しい人脈も広げている人がいるのも事実。
それでは、社会人になって友達が減ってしまったり、新しくできなかったりする人は何がいけないのでしょうか。
その特徴を詳しく見ていきましょう。
社会人になってから新しい友達ができづらいというのは冒頭で述べたとおりです。
そのため、学生時代の交友関係というのは、社会人になってからも非常に貴重なものであるといえるでしょう。
しかし、そもそも学生時代に友達が少なかったという場合には、必然的に社会人生活も友達が少ない状態からのスタートとなり、新しい友達を作ることが難しい以上、どうしても友達がいなくなってしまいがちです。
一人行動を好む人も、社会人になってから友達がいない状態に陥りやすい傾向があります。
学生の頃は授業やサークルなど、友達と過ごす「場」が用意されていたため、基本は一人行動が好きでも関係を維持しやすい状況があるといえるでしょう。
しかし社会人になると、友達と会うというのは忙しい仕事終わりや貴重な休日の時間を割いて、意図的に会わなければ、一緒に遊んだり飲んだりする機会というのは訪れません。
そのため、自発的に行動する時はいつも一人というタイプの人は社会人になった途端友達がいなくなるといいうパターンが多いのです。
一人行動と同様に、出不精でインドア派の人も友達と会う機会が少なくなりがちなため、気付けば遊ぶ友達がいないといったケースが多い傾向にあります。
また、アウトドアな趣味がある人と比べてやはり出会いも少ないため、新しい友達も出来づらくなります。
人からの誘いをいつも待っている、いわゆる「誘い待ち」の人も、社会人になると徐々に友達が減っていく傾向があります。
社会人になると、どちらかが誘って予定を合わせなければあっという間に疎遠になってしまうことも多いので、付き合いを続けたい友達や、新しく出会って仲良くなりたいと思った人は、積極的に自分から誘うようにしましょう。
社会人になって友達ができない・減る原因として意外と多いのが、彼氏・彼女とばかり過ごしていたらいつの間にか友達と疎遠になっていたというケースです。
社会人になると使える時間は限られてきますし、働き始めはお金にも余裕が無いため、恋人とばかり過ごしているという人は少なくありません。
友人との時間を作ったり、あるいは恋人も交えて友人と過ごしたりするといいかもしれませんね。
元々社交的な人でも、仕事の事情によって友達ができにくかったり、友達付き合いが難しくなったりするケースもあります。
代表的なものとしては、仕事が激務で友達と過ごす時間が取れないというものが挙げられます。
毎日遅くまで仕事をして土日も休日出勤、たまの休みは泥の様に眠っているという様な生活をしていたら、どうしても友人とは疎遠になってしまいますよね。
他にも、休日が平日休みやシフト制で友達と合わせづらい、地元とは別の地方に就職して友達がいないなども、社会人になってから友達がいないと悩む人に多いパターンです。
それでは、社会人になってから新しく友達を作るにはどうしたら良いのでしょうか。
学生時代に比べると限られてくるものの、出会いの場はいくらでもあります。
具体的な友達の作り方を紹介しますので、参考にしてみてください。
学生時代の友達を誘うというのは最も簡単な方法です。
しばらく疎遠になっていたとしても、旧知の仲ということもあり、交友関係を復活させやすいといえるでしょう。
また、友達づてに新しい人脈が開けることも多いため、友達がいないと悩んだときには、まずは昔の友達をあたってみることをおすすめします。
確実に人脈を広げたいのであれば、社会人サークルに入るのもおすすめです。
友達作りが目的の緩いサークルから、特定の活動内容に特化したサークル、仕事に関連して職種や業種でまとまったサークルなど、様々な社会人サークルが存在するため、調べてみてはいかがでしょうか。
習い事の場を通じて新しい友だちを作るという方法もあります。
お料理教室や陶芸教室、ダンススクールなど、以外と他の生徒と交流できる習い事というのは少なくありません。
共通の趣味を持てるため、仲良くなりやすいというのもメリットですね。
顔なじみの常連客が多く集まる様なお店に通い、行きつけになるというのも社会人の友達づくりにはおすすめの方法です。
飲み屋さんであればお酒を通じて打ち解けやすいですし、家の近くのお店であれば、地元に顔なじみを増やすこともできます。
TwitterやInstagram、FacebookといったSNSを活用した友達つくりも有効な手段です。
最近では実際の知人同士だけでなく、趣味の合う人同士でSNS上で繋がることも一般的になってきており、また、その様な人同士で実際に集まる「オフ会」も頻繁に開催されています。
信用できそうな人とSNS上で仲良くなれたら、タイミングを見計らって実際に合ってみるのもおすすめですね。
また、SNSは交友関係が広がりやすいため、SNS上にコミュニティを築ければ、どんどん友達を増やしていけるというメリットもあります。
社会人になって友達ができない人の特徴と、具体的な友達の作り方を紹介しました。
社会人になると学生時代に比べて新しい友達を作ることは難しくなりますし、昔の友達と疎遠にならないための努力も必要になります。
友達が少なくてお悩みの社会人の方は、ぜひこの記事で紹介した内容を参考に、友達作りに励んでみてください。